【賃貸】おすすめのお部屋探しの時期をさらりとお伝えしたい
どうも。
マサキです。
新しい土地に行くと心が躍るマサキです。
以前、新生活におけるお部屋探しで失敗しないためのコツ、なるものをご紹介させていただきました。
さて今回は、
「もうすでに社会人として2年目とかでそろそろ一人暮らしでもしようかな。」
「近々家族が増えるから引っ越そうかな。」
「今の家にも飽きたし、そろそろ引っ越そうかな。」
こんな風に考えてる考えている皆様に、私からお引越しにおすすめの時期をお伝えしたいと思います。
結論から言います。
「真夏(7~8月)」
です。
さて、根拠も踏まえて各時期の特徴をまとめて、なぜ上記の時期がいいのか、簡単にご説明しますんで、お付き合いください♪
[表の説明]
物 件 数:市場に出回っている物件の数のこと。
引越料金:お引越業者さんの料金。シーズンによって倍違う場合も。
難 易 度:高い場合は慣れていないと希望物件はゲットしづらい。
条 件:家賃や敷金礼金等の条件。時期によって変動することもめずらしくない。
おすすめ度:特に初心者向けのおすすめ度。5段階表記で★が多いほどおすすめ。
お引越しシーズン毎の特徴とおすすめ度
◆1月~4月中旬(繁忙期)
物 件 数:最多
引越料金:最高
条 件:最厳
難 易 度:最高
おすすめ度:★☆☆☆☆
完全なるトップシーズンです。年間を通して最大のお引っ越しシーズン!
理由はなぜだかわかりますね?そう!新社会人や新入学生。
はたまた年度の切り替わりで転勤の方などもいらっしゃいますね。
とにかく年間で最も人が動く時期!
その分市場に出回っている物件数も多く、たくさんの物件情報の中から選ぶことができます。入る人がいれば出る人もいるということですから。
新築物件なども最も多い時期になりますね。
しかし、同時に競争率が非常に激しい時期。すぐにでも決めないといけない学生さんや新社会人、転勤の人が多く集まる時期です。
この人たちは基本的に遠方からの人が多く、何度も足を運べないので、内見したその日に即決したり、写真を見て電話で申込み連絡をする人も珍しくありません。
すなわち、ゆっくりは選んでいられません。
これだ!と思ったら電話して申込みをする、内見せずに決める、くらいの覚悟が無いとこの時期にお部屋探しをするのは厳しいでしょう。
良い物件は一瞬にして埋まります。本当に。想像しているより早いです。
しかも「退去予定」というまだ前の入居者さんが出ていない物件も情報が載ってきますが、条件がいい物件はこの状態で埋まります。
つまり、前の居住者が出る前に決まるので、内見している暇がないんです。
内見できないままいい物件が飛ぶように決まっていきます。
そんなことあるの!?って思うかもしれませんが、当たり前のようにあります。
これでは初心者はほとんど選べずに物件ばかりが減っていきますね。
もしかしたら、運よくキャンセルが出たり、たまたま物件が残っている場合もなくは無いです。
その場合は内見することもできなくはないですが、賃貸物件において言えることは、
「残り物にはあんまり福が無い」
ということです。残念ながら。
究極の早い者勝ち。決断力がモノを言います。
このような動きが激しい時期に残っている物件は微妙なことが多いです。
更には大家さんも放っておいても人が来るので、最も条件を厳しくする時期。
通常よりも家賃が高めだったり、敷金・礼金を多めに設定したり。
なぜなら、転勤なら法人さんが、新入生や新社会人なら親御さんが資金を出してくれる可能性が高いからです。はたまた時間的な余裕が無いので、細かいこと気にしていられない、という具合でさっさと決めてしまう人もいるでしょう。
総合的に条件は厳しめになるということです。
また、お引越しの業者さんも年間で一番のかきいれ時です。
人員も増やすでしょうしトラックも一時的に多く稼働させるでしょう。
必然的に経費が多くかかりますので、費用も高くなります。
平均してオフシーズンの1.5倍から2倍。目ん玉飛び出ます。
これらのことから、希望の物件にありつけるのも難しく、仮にうまくいっても通常の何倍もの費用がかかることも珍しくありません。
かなりお引越し慣れしていて、金銭的にも余裕がある人であればいいですが、そうでなくて、時期が選べるのであれば、避けた方がいい時期でしょう。
◆4月下旬~6月(カップル期)
物 件 数:多
引越料金:中
条 件:並~厳
難 易 度:高
おすすめ度:★★☆☆☆
この時期の特徴としては、新入生や新社会人の人達の動きは落ち着いてくるが、今度は新婚さん等のカップル層が動く時期です。
ジューンブライドというくらいなので、6月に向けて新居を探す新婚さん。
入学や進学後、入社後に新たな出会いがあって共に新生活を始めようとするカップルさん。
とにかくカップル向けの物件からファミリー物件が動く時期です。
つまり、意外と競争率が激しいです。
つまり、お引っ越し料金も意外と下がり切らなかったりします。
条件はまあ地域によってでしょうが、そこそこと言ったところ。
大家さんもそこまで強気ではないでしょうけど、カップルさん向けの物件については
全体としては難易度は高いかもしれません。
単身の人にとっても、GWでのお引越しに向けて動く人もいたり、物件的には1月~4月の繁忙期に埋まり切ってしまった残りモノが多い時期なので、意外と難しかったりします。
全体としてはおすすめ度は低めの★2個。
余程でなければあえてこの時期を選ぶ必要もないでしょう。
◆7月~8月中旬(閑散期)
物 件 数:最少~中
引越料金:安
条 件:最良
難 易 度:最低
おすすめ度:★★★★★
結論でも言いましたが、最もおすすめの時期。
最大の理由は人が動かない時期であり、気温が高いためお引越しをしようという気力が出ないため。割とシンプルな理由です。
物件数は年間で最も少なくなりますが、だからと言って全然選べないわけではありません。もっとも多い時期に比べたら少ないというだけで、充分選べる物件はあります。
更に大家さんも人が動かないので、空いてる部屋を埋めるのに必死です。
通常よりも家賃を低くしたり、少しでも他の物件に負けないように条件を良くしたりします。
つまり狙い目です。賃貸物件は入った時の条件が続きますので、お得な状態がずっと続くというわけです。(途中で条件が変わるということはまずありません。極稀。)
なんといっても最大のメリットはゆっくり選べるところ。
始めてのお引越しともなると何が何やらわからないですし、そんなにすぐに決断できませんよね。
そういった面でも、この時期は安心してお部屋を見て回れます。内見もできることが多いので、たくさん見てその中で気に入ったお部屋を選ぶことができます。
これなら慣れていなくても、イメージと違ったという失敗も減りますよね。
お引越し業者さんも動きが少なくなるので、少しでも安くして利用してもらおうとします。繁忙期に比べて半額程度になるところもあります。
始めてのお引越しでも業者さんに頼めば安心です。
暑さの中で荷造りや荷解きは必要になりますが、そこを我慢すればあとはメリットだらけ。
知る人ぞ知るメリットを知っていれば、お引越しには間違いなくおすすめの時期。
◆8月下旬~10月中旬(第二の繁忙期)
物 件 数:多
引越料金:安~並
条 件:厳
難 易 度:高
おすすめ度:★★★☆☆
第二の繁忙期と言われるのがこの時期。
中途で転勤の人が多いというのが最大の理由です。
そのため、単身からファミリーさんまでまんべんなく動きます。
その分物件数も多く出る時期ですが、繁忙期と同じ理由で競争率は高いため難易度は上がります。
競争率が高いとやはり内見が出来なかったり、即断即決が要求されるので、経験値が問われますね。
ただ、違うのは引越し料金は夏ごろと同じか、場合によっては少し上がる程度なので、全体のおすすめ度としては、★3。
引越しは初心者だけど基本的になんでも即決できる、という人であればいいのかもしれませんね。ただ、条件が厳しいこともあるので、そこは注意。
◆10月下旬~12月(繁忙期の予兆期)
物 件 数:中
引越料金:最安
条 件:並
難 易 度:中
おすすめ度:★★★★☆
ネーミングが残念ですが、繁忙期の予兆があり、市場がざわざわし始めますが、まだ完全に人が動き始めないため、結構チャンスだったりします。
この時期は新入生や新社会人も、まだ動くには早いかな、というところで足踏みをしていることが多いです。
場合によってはまだ学校が決まってなかったり、引っ越すことは決まっているけど場所が決まっていない人が多かったりします。
そのため、いつでも動けるよって人にとってはチャンス!
繁忙期に先立って先手を打つことができます。
そこそこ人も動き始めているので、物件数もだんだんと多くなる時期。
しかし大家さんも第二の繁忙期で決まらなかった物件を繁忙期前に埋めておきたい時期。そこまで条件も厳しくはしません。
更に引越し料金は年間を通して夏と同程度かもっと安くなる最安値の時期と言われています。
総合的に見ておすすめ度は高めです。
ただし、やはり徐々に人が動き始める時期でもあるので、難易度は中程度。
ある程度即決力は必要となってきますし、内見できない場合も珍しくありません。
頑張るしかなし!
まとめと注意点
ここまで年間のおすすめ度をまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
理由を踏まえてみてもやはりもっともおススメなのは「真夏」と言えるでしょう。
時期を選ぶ余裕があって、まだお引越しに不慣れな人は、まずはこの時期にお引越しを計画するのがおすすめです。
しかし注意点も幾つかあります。
・一概に言えることではない。
・地域によって大きく異なる場合もあります。
Ex.関東と関西の違い。都心と地方の違い。この辺りの違いは非常に大きいです。
・状況によって多少異なる。
・マサキの主観も多少入ってます。
こうして見ると適当なんじゃないかって思いますが、NO!ダイジョウブダヨ!!
適当ではないです!データに基づいてますし、僕の不動産屋さんとしての経験がしっかり盛り込まれています!
(※もっとも、実際の不動産屋さんはオールシーズンで「今がいい時期です!」って言います。あしからず。彼らに悪気はありません。不動産屋さんの人ごめん。)
そんなわけで、皆さんも是非、今年の夏は爽やかな汗をまき散らしながらお引越しに勤しんでみてはいかがでしょうか。
それでは、良いお引越しライフを♪
マサキでした☆←マサキのおすすめ度が低いという意味ではありません。。。。