【注意】実は危険な節約レシピ~やってはいけない節約術~
どうもマサキです。
もやしばっかり食べてます。マサキです。
新生活を始めた人も多いこの時期。初めての一人暮らしで金銭感覚もわからず、とりあえず「節約生活」をしよう!と意気込んでいる人も少なくないでしょう。
とりあえず食事は「節約レシピ」でも見て作ってみようかな。とかね。
さて、今日はそんなもやしっ子の僕が「実は危険な節約レシピ」ということで、お話をしていこうかと思います。
とは言え、まず誤解しないでいただきたいのが、「節約レシピ」がダメとか作るな、間違っている、ということでは全くございません。
僕も「節約レシピ」をよく検索して作りますし、生粋のもやし愛好家ですし、そういったものを考えながら日々暮らすのは楽しいです。
考えなしにいつも同じところで弁当を買ったり、牛丼屋でテキトーに済ませたり、というような生活よりははるかに健全だとは思います。
ですが、逆もまた然りで、何も考えずただただ節約のために「節約レシピ」に頼ったり、食費を節約するのは危険だ、ということです。
キーワードはこの「食費の節約は危険」というところです。
ではちょっと掘り下げて話していきまっしょい。お付き合いください♪
あ、当然ですが今回は「節約」を考えている人向けの内容ですので、気にしない人は読む必要無いですからね。
「節約」しないけど「節約レシピ」は作りますって人はなかなかいないと信じています。
変動費の管理は大変である
さて、相も変わらずタイトルで全てを語ったり、見出しで結論を言ってみたりな僕ですが、すいません。
その通りで、変動費の管理というのは実はすごく大変なんです。
この変動費というのは月々の支出の中で、金額が全く定まっていないもの。
今回で言うところの食費ですね。他にも交際費(友達との飲み代等)や交通費、服や物を買った費用も変動費となります。
ちなみに携帯料金や水道光熱費は月によって変動しますが、そこまで大幅に違いは無いので、家計の支出計算においては固定費として扱います。
変動費の管理が大変なワケ
これは単純にストレスが溜まることと、自分でコントロールが難しいからです。
これだけでなんとなくわかりますかね?
例えば食事にしてもそうですが、食べたいものを食べれない。
無理に安いからと言って質素なものや毎日同じものを食べたり、量を極端に減らしたり。
これではストレスはたまる一方ですよね。
節約していない状況を想像してみてください。
どうですか?
日常で我慢することってありますか?
ありますよね!
多分していない人は少ないと思います。
だって我慢しないで生活していたら本当にお金がかかりますもの。
節約していない時ですら我慢しているのに、更に我慢ですよ!
きついですよね。
服や物を買うことについても同じです。
人にとってお金を消費するということは大きな快楽なんです。
人生の楽しみと言っても過言ではありません。
必要以上に消費するのはもちろんいけません。
これは当たり前なんですけど、同じくらい必要以上に節約をするのも良くないです。
大事なのはバランス、ですよね。
さらにこの変動費は自分でコントロールが難しい、という面もあります。
「自分で気を付けるだけだから簡単だ。」と思うかもしれませんが、そうもいきません。
友人から、同僚から、上司から、飲み会の誘いが来たり、遊びの誘いが来たり。
買物に出かけたら限定品に出会いもう買うしかないってなることも。
大好きなバンドやアイドルのチケットが当たったりなんてラッキーなハプニングも。
どれも本来なら嬉しいこと(上司からの~はさておき…)ですが、同時に必ず出費が伴いますよね。
このようにして気が付いたら交際費や外出の出費などがかさんでいきます。
もちろん、断るという選択肢もありますが、毎回というわけにはいきません。
断りづらい相手だっていますよね。自分だって本当は飲みにも行きたいですよね。
そのため、必死こいて日々の食費などを節約しているとして、
「よし!今週は3,000円も節約できたぞ!」
「欲しかった4,000円の服、なんとか買うの我慢した!自分偉い!」
ってなってるところに、どうしても断りきれない飲み会の誘いが入りました。
行きました。3,000円~5,000円は軽く吹っ飛びます。
どうですか?やる気失せますよね?
このようにして外的要因も関わってきます。
これを制御する、つまり上手くコントロールするのはかなり高度な領域です。
ストイックさも尋常ではないです。
すなわちストレスもなかなかのものになる、というわけですね。
上記の事から、結論、血眼になって変動費を削るなってことです。
特に食費はダメ。ストレス値が溜まりやすい項目です。
ラーメン屋に行っていつもは餃子も頼むけど、「節約」しよう。
チャーハン大盛り+100円だけど、「節約」して並にしておこう。
これくらいはかわいいもんです。いい心がけですから、無理のない程度にやってみてもいいとは思います。
「節約レシピ」の罠
本題と言えば本題。とりあえず「節約」したいから「節約レシピ」を始めてみた、ってのは危険だという話をしようと思います。
なぜならこの「節約レシピ」という言葉には魔物が潜んでいます。
◆「節約レシピ」を作るだけで節約している気になってしまう。
これがなかなか怖い部分で、「節約」とついているし、当然材料の単価も安い。
コストのかからない物を作るのが「節約レシピ」なんですが、本当にしっかり管理していないで、何となくレシピ通りに材料を買ったりしていると、意外とコストが上がっていることも。これなら冷蔵庫にあるもので料理をしていたころの方がお金がかかっていなかったということにもなりかねません。
更に、一人暮らしの人なんかは、一人分の料理を作るのは実は結構なコストだったりします。
ここにおけるコストは、食費だけでなく、ガス代(コンロ)や電気代(レンジ)、水道代(洗い物等)、作る時間も加味してのこと。
もし総合して弁当屋やスーパーで弁当が買えるようなら圧倒的にその方がいいです。
時間のコストもはるかに少なく済みます。
◆栄養バランスが極端に崩れる場合がある。
ファミリーさんでバランスよく管理できる人が作るなら別です。
ですが、そうでない場合、または特に一人暮らしの人なんかは特に注意。
「節約レシピ」といって作り始めたは良いものの、おそらく最初は同じメニューが続くことになるでしょう。
僕の場合は「豚もやし炒め」でした。(こいつはマサキ的にはソウルフードなので今でもちょくちょく作って食べますが。)
このように同じメニューばかりになるとやはり良いことはあまりないと言えます。
栄養が偏って体調は崩すわ、結果飽きることになって続かないわ。
だったら上記で述べたように、スーパーの惣菜コーナーに行くか、弁当を買った方が財布にも健康にもはるかに良いです。
結構普段の何気ない「あ、今日は○○食べたいかも」って感情はアテになるもんです。
それが体が欲しているものだということです。(100%じゃないのであしからず。)
節約は固定費から
じゃあどうすればいいのかって話ですが、答えは簡単。
変動費がダメなら固定費を削りましょう。
固定費は先程も伝えたように、通信費や光熱費、保険料や住宅費などもここに含まれます。
削るの難しくない?って思うかもしれませんが、意外と見直すと減らせます。
見直すのが手間だったり、記録をつけていないとそもそも見直しが難しいためにそっちのけにしているだけです。
一度重い腰を上げて見直すと、その後はほっておいても効果が得られるのでおすすめなんですね。
FPなどに見直しをお願いするのも主に固定費がほとんどです。
自分で難しいようでしたら、プロにお願いしてみるのも手だと思います。
最初にかかる費用は必要経費と考えて。
まとめ的なあれ
いかがでしたでしょうか。
「節約レシピ」に潜む危険性と、「節約」についての方向性が少しでも伝われば幸いです。
何度も言いますが、「節約レシピ」は悪くないです。
僕も大好きです。
悪いのはその言葉面に流されて、考えもなしに手を出してしまうその危険性です。
ダイエットもそうですが、無理をすると結局どこかでそのしわ寄せがくるものです。
いい結果が出ることは少ないです。
一番大事だと思うことは「楽しむこと」です。
「節約」も楽しんだもん勝ち。
楽しくやればストレスもなく、続きます。
「節約」をできる部分、してもストレスにならない部分も人それぞれかと思います。
まずはそこを把握することが、「節約」が上手くいくポイントだと思います。
おすすめは断然『家計簿』の活用です。
皆さんも自分に合った「節約」ポイントを見つけて楽しく「節約」してみて下さい。
それでは、良い節約ライフを♪
マサキでした☆